反省と改め。

ちょっと時間ができたのでなんとなーく

前ブログ（ちょっとずつ。）を読み返してたら、

ちょうど３年前の１０月中旬の日記に

なんか引っかかることがあった。


タイトル：大人。

嫌なことは我慢して抑えこんで

でも意見のない人じゃダメだから適度に主張もして

上手に割り切って生きていく人が大人だと思う。

それがきっと、理想の大人。


だけど、そうなってしまうことがとても悲しい。

私は大人になりたい。

だけど、今の自分は失いたくない。

そう言ってること自体が、子供だと思うけれど。

それでも、私は今のままがいい。


この頃って確か学園祭直前で人間関係に疲れてて

毎晩毎晩衣装を縫い続けて部屋は散らかり放題で

精神的にも肉体的にもいっぱいいっぱいだった。

そして今、全然違う状態で立場の私なのに、

なんだかすごくこの日記に惹かれてしまった。


とりあえず、今の私はこうは考えられないな、と思った。

この３年の間に勝手に変わってしまった考え方も、

改めなきゃいけない考え方も、

ずいぶんとたくさんできたから。


我慢することが大人だと思ってた。

そうすることが正しいと思ってた。

だからそうしようと思った。

我慢して、我慢して、

言いたいことも伝えたいことも全部飲み込んで、

悲しくて、悲しくて、悲しくて、

それでも我慢して、

素直になれば、正直になれば、全部ぶちまければ、

そうすれば楽になれるって、

そうすることが正しいってわかってても我慢して、


そうして、大切なものをすべて失ってしまった。



我慢することも大事だ。

でも、それだけじゃいけなかった。

我慢の使いどころを選ばなくちゃいけない。

苦しかったら我慢しないで、

言うべきときにはちゃんと素直に、正直に、

ちゃんと伝えられる人こそが大人なのかなって

思うようになってきた。



自分を殺すことが上手になってしまった私には

それがとてもとても難しい。